うつ病の治療と症状
うつ病はとても分かり難く発見しづらい病気です。自分で気が付きにくい場合の主な原因は時間に追われている事です。常に何かをしなければならない、仕事に追われている、家事、育児などもそれに当てはまります。ゆっくり出来る時間がない、自分のことを考える時間がない人はうつ病を認識できない、つまり自分自身に気を使う時間がない人が気が付きにくいと言えます。また、自分は違うと決めつけてしまうことも発見の妨げになることもあります。自分で結論を出す、または出せることが難しい病気ではないので相談することが大事になります。
自分の調子が何かおかしいな、その期間が長い場合は気兼ねなく医師に相談をしに行くことも大事です。医者には保守義務があります。買い物ついでに行く感覚で訪れましょう。早期発見、早期治療が早期回復のもとになります。自分の中の疑問、不安を1つずつ取り除いていきましょう。ゆっくり、自分のペースで。
うつ病 症状
うつ病は心の病なので目に見えません。物理的に体の部分が腫れる、赤くなる、痛みを感じるなど目に見えない病気なので認識するのが難しいものと言えます。それではいったいどのような症状がうつと言えるのか書いていきたいと思います。その中で1つ注意して貰いたいことがあります。それは自分自身でで決めつけてしまうことです。必ず自分で決めつけてしまうのではなく、必ず医師に相談しましょう。親しいまわりの友人でも構いません。症状に覚えがあるからと言って自閉的にならないようにしてください。うつは特別な病気ではなく誰にでも起こり得るものです。
倦怠感 疲労感 圧迫感
身体がだるく重い。何かしようとしても抵抗を感じると言うことですが、注意して貰いたいことは無理をすれば動けてしまうと言うことです。些細な行動で疲労感が出ることもあげられます。
睡眠障害 発汗 口渇 呼吸障害(過呼吸など)
夜眠れない、常に寝苦しいのはほとんどが精神障害のようです。自分で何も考えていないつもりでも頭の片隅で何か引っかかることがある。そんなことからこの症状が出るようです。また、何もしていないのに発汗、口渇の症状がでる。普段の何気ない行動をとったときにこの症状が出るのも一例としてあげられます。呼吸障害は何か嫌なことがあったり、ショックなことがあると起こる症状で体内に充分に酸素があるのに酸欠状態のように苦しくなり、呼吸する上ではくことを忘れてしまい、酸素を吸い続けてしまう症状です。過呼吸の症状を抑える処置としてビニール袋で口を塞ぎその中で呼吸させる(酸素を取りすぎないために)ことは有名です。
喜怒哀楽の過剰
精神的に疲れているときは突然悲しくなったり、また、急に怖くなったり。これらの症状もあげられます。
症状が重度になってくるとパニック障害など併発する恐れもあります。
自分では気が付きにくい、気付きたくない病気なのでまわりの人間のフォローもとても大事な役割になります。
うつ病 きっかけ
上記でも言いましたが、うつは誰にでも起こり得る症状です。
あなただけが特別ではありません。長い風邪と言ってしまうと言葉が軽いですが、そのくらいに留めることも必要なのです。
うつになるきっかけとして遺伝的なもの、そしてストレス(基本的には度が過ぎたオーバーワークから来るもの)から発症するものと大きく二つに分けられます。比率的には後者が圧倒的に多いとされています。ストレスと一言で言ってもその中身は人それぞれ違うので具体的な内容を記すことはできません。うつになりやすい傾向の方は、生真面目で物事をきちっとこなす。頼まれると断れない。社交的な方などが統計的に多いようです。頭で思っていることと別の行動をしてしまう。この様な行動は仕事、人間関係などで誰しも遭遇することでしょう。だからといって嫌なことは何もしない、自分の考えだけを貫き通すことは日常生活をする上で不可能な事です。頼まれごとや家事など自分ではまだ出来ると思っていても、出来たとしてもそれは多大なストレスを産むことになります。全てにおいて一生懸命すぎることからうつになってしまう方も多いのです。ただしこれは悪いことではありません。あなたが一生懸命行動したおかげでまわりの歯車が上手く回っているからです。自分の行動を完全否定してはいけません。
もう一つは自分で思っているウィークポイントをひどく責めてしまうことです。身体の一部が不自由な方。消えない傷、女性であれば顔などにあるとそれだけでストレスを感じてしまうでしょう。一般社会に出るとこの部分を責めてくる人間もいます。なかなか聞き流せないと思いますが、あなたにはそれを補う素晴らしいところが必ずあります。気にしないのは正直無理でしょうが、決して悲観的になることはありません。人間は誰でも必ずそういう部分を持っているものです。
この辺りはとても難しいことなので1人で悩まないようにしましょう。
うつ病 治療方法
最初にいってしまいますが、うつは直ぐに治るものではありません。しかしそれは重要なことではありません。うつは不治の病ではないからです。本人にしてみたらとても深刻に考えてしまうでしょうが、じっくり治すことが重要なのです。人間の精神はとっても複雑で傷つきやすくできています。深い傷を負ってしまったら、ゆっくり自分のペースを保ちながら治療していくことが大事です。
一番効果があるのは環境改善です。今まで過ごしてきた環境でうつになったのであれば環境を変えることによってうつを治療すると言うことです。環境を変えることによってそれ以上重度になる心配は無くなります。そこから本格的な治療へと移ることになるのですが、環境の改善はとっても難しいことです。家庭を持っている方なら尚のこと難しいことになります。多くのうつは過度な仕事から来るものが多いようです。仕事を辞める、転職などの選択はなかなか難しいと思います。ではどのようにしたら上手にストレスを解消できるのでしょうか。
うつ病 治療方法 ストレスの解消
現在用いられているうつの治療方法の1つは精神療法、ストレスを無くすことです。ただ、人間は誰しもストレスを持っているのでゼロにはなりません。話は少し変わりますが、適度のストレスはとても大事でストレスのない人間は生きていけないとまで言われています。適度なストレスは人間の行動を司るとまで言われているのです。
ストレスの改善方法は人により様々です。旅行、温泉、運動、音楽鑑賞やカラオケ、また一日中寝ていることでストレスを発散する方もいます。まずは休養を取ることが先決。忙しくて休めない、仕事が大事などそういう観念は捨てましょう。自分が今まで一生懸命やってきた分ゆっくりと休むことが必要なのです。
うつ病 治療方法 薬で治療
もう一つの治療方法は薬の投与です。抗うつ剤と聞くと抵抗がある方も多いようです。投薬に関して不安なことは本当に治るのか、または癖になってしまわないのか(全てを薬に頼ってしまう等)色々な不安を感じることでしょう。その不安を取り除くのは医師の腕次第となります。薬での治療によってどのような効果上がるのか、また飲み続けることによって副作用などはないのか詳しく説明してくれる医師を選択したいですね。患者の不安を取り除き安心して服用できる薬を出してくれる病院を探しましょう。
薬による治療法は脳内の化学物質をコントロールする効果があります。その一つがセロトニンです。セロトニンは脳内で感情をコントロールする物質でセロトニンが少ないと怒りやすく、また深い悲しみにおそわれるなど喜怒哀楽が激しくなります。このセロトニンを安定させる目的で使用するのが一般的な投薬治療になります。
うつ病 付き合い方 接し方
うつ病の方と接する上で注意するべき事がいくつかあります。一番言われるのが励ますことはNG。「頑張れ、まだ出来る」と言う言葉を放たれると「これだけ頑張ったのにまだ頑張らないといけないのか」「頑張っているのに全然認められないなんて」と悲観的に思ってしまいます。精神的に疲れているのにとても強い責任感があるため、マイナスの方向へ思考が傾きます。
アルコールの過剰な摂取も推奨できません。アルコールによる気分の快復は一時的なものであり、その後の思考がやはりマイナスの方向へ行ってしまうからです。また、アルコールによる気持ちの解放で精神が一時的に強くなり、あらぬ行動をとってしまうこともあります。注意しましょう。
ある程度の気を使い、後は普段と同じ接し方が一番なので過剰な気を使うなどは逆効果になりなります。
うつ病 医者の選び方
うつの診療は精神科になります。医師、診療所を選ぶことはこれはとても大事なことです。自分にあった自分が気に入った医師に当たるまで何件でも病院に通う事もあるかもしれません。治療に対して不安を抱いたら自分の中で答えを出すのではなく必ず医師に質問、または相談しましょう。自分だけで考えるより、相談することによって答えを導き出すことが、自分の考えを伝えることで不安を1つ1つ取り除いていくことが治療の大事な所です。
